出産祝いと誕生記念のガラス彫刻工房
Accounts of our hard experiences


出産祝いの制作苦心談

出産祝いとデザイン
出産祝いや誕生記念で最も時間がかかって、神経を使うのがデザインです。人それぞれに感性は違います。

こちらが良いと思っていてもお客様にそのまま受け入れられるとは限りません。

それは当たり前のことです。

あらかじめデザイン集を作ってそこから選んでいただくというのが一番簡単で採算も取りやすいのですが、出産祝いにしろ誕生記念にしろ、赤ちゃんにとってはまさに世界に一つのものであり、この先ずっと残っていくものですから、画一的なものを作りたくはありません。

かといってあまりに凝ったもの、思い入れの強いものを作ろうとすると、いつまでも出来上がりません。

その兼ね合いがもっとも難しく、これからもずっと悩むことになりそうです。
出産祝いとデザイン その2
出産祝いに天使の絵を描くことにはとても抵抗があります。

宗教の問題というのではありません。

手型や足型を彫刻するという習慣は欧米にはあまりないのですから、デザインをわざわざ伝統的な西洋風にする必要はないと思うのです。

かといって和風にこだわることもないのですが。

それに赤ちゃんlが大きくなったときに、天使の絵があったのでは面映くなるのではないでしょうか。
サンドブラストはアナログな技術
サンドブラストはとてもアナログな技術です。確かにマスクはIllustratorというソフトを使ったデジタルなものかもしれませんが、彫るという行為は実にアナログです。

同じものを3つ作ることがよくあるのですが、そういうときも一つ一つ微妙な違いがあって、けっして3つとも同じに仕上がることはありません。


それがまた、レーザー彫刻とは違った、手作りの味だと言えるのですが、作っている側としては、同じものを作ろうと毎回苦労しているのです。
ガラスは意外に柔らかい
ガラスは透明になればなるほど柔らかく、傷が付きやすくなります。
カメラや望遠鏡のレンズはそれを覚悟して、極限lまで透明度を追求したものです。

サンドブラストの全工程を通じて、傷にはもっとも気を使います。

せっかく出来上がったのに小さな傷が付いていたために、一から作り直すこともしばしばです。

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